TEAM 01

担当した西阪 輝、K.S、呉 陽子

大手広告会社におけるERP
刷新計画の立案プロジェクト

談笑する西阪、小路、呉

TEAM MEMBER

  • 小路 香織
    ERP コンサルティング部
    部長
    小路 香織しょうじ かおり

    システム導入支援会社でパッケージ製品の導入・保守を担当。システム導入ありきではなく、お客様の業務からITを考えたいと思い、グローウィン・パートナーズ(GWP)に入社。

  • 呉 陽子
    Strategy&Operations事業部
    シニアコンサルタント
    呉 陽子くれ ようこ

    ERPベンダーで人事システムの導入コンサルティングや、人事部門の業務を経験。これらの経験を活かしながら、より経営に近いコンサルティングに携わるためにGWPに入社。

  • 西阪 輝
    ERPコンサルティング部
    シニアコンサルタント
    西阪 輝にしさか あきら

    2018年に新卒入社。RPA導入支援サービスの立ち上げ期から参画し、サービス開発やセミナーの企画・運営から、クライアントへのサービス提供まで一連の業務を担当。その後、基幹システム刷新プロジェクトや会計・経費精算システムのインプリメンテーション等、多数担当。

TEAM SUMMARY

上場企業のグループ会社の「中期経営ビジョンに基づいたERP(基幹システム)変更方針を立案」。情報のデジタル化が進む中、ビジネスモデルの変換期を迎えており、収益構造の見直しが大きな経営課題となっていた。変化するビジネスモデルへ対応するとともに、生産性向上に向け、リモートワーク等にも対応できるような基幹システムの導入を計画しており、GWPが変更方針の立案を支援した。

みなさんのご経歴と入社理由を簡単に教えてください。

小路:
私は地方のシステム導入支援会社で14年程パッケージシステムの導入から保守まで担当していました。前職ではシステム導入が前提のため、なぜそのシステムが必要なのか、全体像が掴めないまま導入プロジェクトを遂行していました。そのため、より業務(ユーザー)側に入るため、純粋なシステム導入のみのならず、事業や部門の運営方針から関わるコンサルティングにシフトしていきたいと考え、GWPに入社いたしました。
呉:
ERPベンダーで人事システムの導入コンサルティングを5年間経験し、その後人事側の業務を知りたいと考え、人事部門で5年程人材開発業務に携わりました。経営層が何を求めているのか、経営者が何を考えているか知りたいと思い、より経営に近いコンサルティングをするためにGWPに入社いたしました。
西阪:
私は新卒でGWPに入社しました。幅広い業務経験を積めることや、年齢に関係なくきちんと実績が評価されるGWPに惹かれて、ファーストキャリアにGWPを選びました。
呉

プロジェクトにおいて、それぞれどんな役割を担っているのでしょうか?

小路:
私がプロジェクトマネージャーとして、プロジェクト全体の管理やお客様との関係構築を担当し、呉が現場リーダーとしてクライアントとの議論のファシリテーションや成果物の品質管理などを担当しました。
西阪:
私は改善効果の算出や業務プロセス図など成果物の作成、クライアントとの調整・課題管理・進捗管理を主に担当しました。

具体的にはどのように進めていくのですか?また工夫した点や難しかった点はありましたか?

小路:
当時GWPではERPシステム導入支援の前例が少なかったため、プロジェクトの推進は非常に難しかったです。業界知識やIT化構想の方法論など、メンバーに加えて社内のプロジェクト経験者の協力も得て勉強会を開きながら継続的に学び、積み上げていきました。
呉:
現状のヒアリング、分析、課題点の洗い出し、ToBe像を創るという流れで進めていきましたが、この案件ではヒアリングにより、改善すべき多くの課題が見えてきました。例えば、ビジネスモデルの転換に伴う収益管理や見積システムの仕組変更、生産性向上に向けリモートワークの推進と付随する経費精算業務プロセスの見直し、これらに対応する会計システムの変更等です。

これらを踏まえてToBe像を作成するのですが、GWPとしては絵に描いた餅ではなく、現場と経営サイドの両者に納得感のある、あるべき姿を描きたかったため、初期段階から担当部署だけでなく、役員クラスをも巻き込みながら、課題に対してのディスカッションをおこない、一体となったチームとして二人三脚で作成していきました。GWPとしてのベストアンサーを持ちながら、現場の意見も取り入れつつ、経営サイドの合意を得ながら作成していくのは想像以上に大変でしたが、やりきったときは非常に嬉しかったですね。
西阪:
その後、経営陣や現場など各ステークホルダーの目線を意識しながら、優先度をつけていきましたが、環境の変化や関係者が多いこともあり、合意形成が大変難しく、納得感のある行動計画に落とし込むところも、非常に苦労しましたが、自分の意見が取り入れられ、クライアントの意志決定に反映された時は、とても嬉しかったです。
会話する西阪、小路、呉

他社のコンサル会社、システム会社と比較してGWPはどのような特徴がありますか?なぜGWPが選ばれたのでしょうか?

小路:
今回の案件では、業界知識、商習慣を知っている点が評価され、弊社を選定していただきました。GWPは多様なバックグラウンドを持つメンバーが在籍しているため、様々な業種・業界の案件に対応することが可能です。また、公認会計士も在籍し、会計や内部統制への繋がりを理解しているとともに、監査法人への対応が可能なことも特徴の一つです。
呉:
経営と現場、部門と部門の全社横断的な目線で中期経営ビジョンの実現に向けて、お客様と一つのチームになって推進できたことは、高く評価いただきました。IT化構想からシステムの導入、導入後のフローを実務に落とし込むところまで寄り添う、当社の一緒に伴走するコンサルティングの姿勢が選ばれる点だと思います。
西阪:
当社はベンダーフリーのため、特定のシステムに縛られることなく、お客様の組織運営方針や業務にマッチしたシステムを提案できる点も強みだと思います。
小路と西阪

プロジェクトを通じてのどのようなところが成長しましたか?

小路:
IT化構想をGWPの強みを活かせる1つのサービスとして体系化したことは、経験としてとても価値があると思います。今も継続して案件を受注することができており、これからさらにブラッシュアップしていき、変化の激しい時代ですが、常に顧客満足が高く、品質の高いサービスとして提供していければと思っています。
呉:
この案件で初めて現場リーダーを任せていただき、苦労もしましたが非常に成長に繋がったと思っています。また、経営サイドがどのような視点で判断して、意志決定をしているかを知りたいと考えていたため、実際に役員の方と関わることでリアルな経営に触れることができて非常に嬉しかったです。経営サイドが考えているポイントに見当がつくようになってきたので、今後は先を見越してプロジェクト推進できるように成長していきたいと思います。
西阪:
これまではクライアントの一部の業務に関与しているという感覚でしたが、この案件では会社全体のビジネス及び情報の流れを知ることができ、業務フロー図には書かれていない事業全体の方向性について想像がつくようになりました。この経験は他のプロジェクトでも活かすことができると思います。
会話する呉、西阪、小路

職場としてのGWPをどのように感じていますか?

小路:
前職では、担当者としてシステム導入を計画通りに着実に遂行することが中心の業務でしたが、GWPはクライアントの経営サイドや現場とのディスカッションを通して、クライアントがどう成長していきたいか、何を実現したいのかなど、1回1回が真剣な議論が行われるため、ビジネスパーソンとして有意義な時間が多く、飛躍的に成長できるチャンスが多いと思います。
呉:
この規模感だからこそ、新しいサービスの企画から導入まで携われることができ、この経験は非常に良かったなと思っています。上から指示が降りてくるだけでなく、ボトムアップが可能で、非常に大変ですがやりがいもあります。新しいことに挑戦したい方には非常に魅了的だと思います。
西阪:
GWP内に様々な分野のスペシャリストがいるため、書籍では学べない、より実務的な知識をつけることができ、日々切磋琢磨しながら成長できる環境だと思います。

では最後に、GWPにぴったりな人はどんな方か教えてください。

小路:
これまでERPやパッケージソフトウェアの導入支援を中心にキャリアを積んできた方で、ERPに限らず、経営、会計、人事分野などコーポレート全体の広い分野に挑戦したい方や、組織運営を経験したい方には最適な会社かと思います。
呉:
これまでSEや自社開発システムの導入支援に従事していた方などで、これまで培った開発経験を活かして上流工程にステップアップしたい、自社製品やサービスに関わらずお客様が抱えている経営課題を直接ディスカッションしたいという方にはぴったりだと思います。
西阪:
私は新卒でGWPに入社していますので、ITやコンサル未経験の方も努力次第で十分活躍できると思います。経費精算システムのインプリメンテーションから始まり、会計システムの導入、IT化構想の立案等どんどんステップアップしていける環境です。成長意欲のある方には最適です。
3人で微笑み合う西阪、小路、呉