Alumni 卒業生インタビュー

Alumni
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GWPで確信した夢を胸に、
自分自身の物語を紡ぎつづける。

株式会社Your Verse代表取締役
長谷川 朋弥
Tomoya Hasegawa

Your Verse代表取締役。1992年、足立区生まれ、埼玉県育ち。 小学校2年生から高校3年生まで野球に打ち込み、2011年に早稲田大学へ進学。在学中に武者修行プログラムを通じて、社会変革に挑む経営者に出会い、ビジネスの力で世界を変えることへの関心を持つ。 2015年、グローウィン・パートナーズに入社。当時は、シニアコンサルタントとして、JTグループ、東急グループ、JCBなどに対するDXサービスや組織開発サービスなど多数経験。入社3年目で最年少部長に昇進。2018年、家族の病気や死をきっかけに、現代社会における「生き方」や「組織のあり方」に課題意識を持ち、2019年、Your Verseを創業。

野球に代わって、
人生を賭けられる何かを探していた。

幼少期から高校まで野球に全てを捧げてきましたが、高校卒業とともに一区切りを迎え、早稲田大学に進学。しかし、燃え尽きた感覚に襲われ、次に何を目指すべきか、何に熱中すべきかを見失ってしまいました。そんなとき出会ったのが、「武者修行プログラム」でした。学生を海外に送り、ビジネスパーソンとして育て上げるというプログラムです。そのプログラムに参加する中で、経営者や起業家、社会を変える人々と出会い『ビジネスで世界は変えられる』という実感を得ました。当時、私が訪れたベトナムは、まだリゾート開発が進んでいなかった頃。技術者教育に取り組む開発銀行の方や、ベトナム政府や地域と連携しながら日本人観光客の誘致を目指す旅行代理店の支店長など、現場の最前線で挑戦し続ける人々と出会うことができたのです。彼らの「自分の仕事がベトナムの人々の未来につながる」「大変だけど、超楽しい」という言葉を聞き、ビジネスを通じて、国や地域を変えていくというリアリティを体感したことを覚えています。

とはいえ、当時の自分に起業の明確なビジョンがあったわけではありません。まずは経営の基礎を学びたいと考え、出会ったのがグローウィン・パートナーズ(以下、GWP)。当時はまだ30名規模の組織でありながら、経営の根幹である会計領域に強みを持ち、経営に直接携われる規模感は魅力的でした。一方で、内定承諾までには時間を要しました。その間、佐野さん(CEO)や石原さん(COO)には何度も食事に誘っていただきまして。「どう成長をしたいのか?」「何を成功だと考えているのか?」と、成長と成功についてひたすら語り合いました。今でも笑い話になりますが、そのとき私は「1年で辞めます」と明言し、経営者になるという夢を明確に伝えたのです。生意気だったと思いますが(笑)。それでも、「子会社でも、経営でもグローウィンで挑戦すればいい」と言ってもらえたことは、非常に嬉しかったです。

野球に代わって、人生を賭けられる何かを探していた。

ものが豊かになってきた時代だからこそ、
人、法人の生き方を考えていきたい。

2015年に新卒入社してからは、新鮮で刺激に満ちた日々でした。特に、経営におけるビジネスプロセスや必要な要素を実践的に学べたことは大きかったですね。振り返ると「自分でやりたいです」という私に対して、先輩たちが挑戦の機会を与え、しっかりとバックアップしてくださったのだと感謝しています。部長職としては、新しいサービスをクライアントにどのように提供していくか、プロセスの設計と導入をメインに担当していました。ただ、その頃から「結局、人が変わらなければ、何も変わらないのではないか」と、感じるようになったのです。最初に違和感を覚えたのは、あるクライアントの経理部長とRPA導入について議論した際のこと。「ロボットを活用し、業務プロセスを最適化すべきだ」との提案に対し賛同を得られたものの、「しかし、いまいる社員の仕事も確保しないといけない」との意見をいただきました。もちろん、雇用を守る視点は理解しながら、企業の本来の目的を考えたとき、それが最善の判断なのか疑問に感じました。本来、自動化できる業務は任せ、人がより価値を生み出す仕事に注力すべきです。しかし、企業側が社員に迎合し、社員もまたキャリアを主体的に考えないまま、会社・組織に依存してしまう。この歪な共依存の関係に強い違和感を覚えました。加えて、ちょうど同時期に父親のうつ病と弟の死を経験しました。こういった精神的部分からくる病や死は、自分の身内だけではなく、日本ないしは先進各国で起きています。これだけ物質的に豊かになってきた日本において、このようなことが起きてしまう。社会に対する疑問から、現状の個人や組織の在り方は、悠長なことを言っている場合ではなく、すぐにでも変わらなくてはならないのではないか。その変化の糸口として、個人であれ会社であれ、「自分が何をしたいか」「経営者として何を成すべきなのか」を真剣に考えなければ、何も変わらない。むしろ、それを求めているのではないかということに気づいたのです。人の生き方、法人の生き方。その本質を誰かがはっきりさせないといけないと強く思いました。GWPで挑戦することも考えましたが、成長と成功という理念にはつながると思いつつも、当時のサービス領域とは距離があるなと。ならば自ら道を切り拓こう。そう決意し、2019年8月にYOUR VERSEを創業しました。

人の生き方、法人の生き方。そのど真ん中を考えていきたい。

GWPが描く最高の物語を、
ともに実現したい。

YOUR VERSEは、個人や法人のストーリーを紐解き価値観を明確にすることで、人生や組織の目的を明らかにし、そこに向けて、日常活動ができる状態を目指しています。この事業を行っている理由として、物が豊かな時代を経て、これからの時代において重要なのは、「人の心が震える瞬間」をどれだけ生み出せるかだと考えているからです。そして私は、その瞬間を生み出せる力が「物語」にあると信じています。特に、最も面白く、意味のある物語は、個人や法人のリアルなドキュメンタリーです。この事業を通じて実現したい夢は、人が自分自身の物語を紡ぎ、納得いく人生を歩めるようにすること。そして、それを誰もがいつでも使えるような社会のインフラとして確立することです。GWPとともに実現したいことは大きく2つあります。1つはGWP自身が、「最高のドキュメンタリー」を紡いでいくこと。できる限りの力を尽くし、その成長と成功の瞬間を共に創り上げたいと思っています。もう1つは、企業のコーポレート機能を変革し、さまざまな企業がビジネスに集中できる瞬間、余白の時間を持てる環境を整えること。人には「余白」が必要です。余白があるからこそ人は創造性を生み、より価値の高い仕事へと繋がっていきます。私が入社した2015年から2019年までに、GWPはコーポレート機能を強くするために必要な要素を、M&A、会計、IT、人事と段階的に拡張してきました。コロナでの経験も経て、そのコーポレート機能の実務を支える力はさらに洗練されていると感じます。その実務を支える力を基盤に、さらにクライアントのビジネスや経営自体を成長へと導ける役割になろうと挑戦している。これは、多くの企業が「本当にやるべきこと」に注力できる社会につながると考えています。私の夢の実現にも近づくので、ぜひ役割を全うしてほしいです。

外からGWPに関わる立場として感じるのは、GWPが「成長したい」「変わりたい」という意志を持つ人にとって、非常に良い環境だということです。ただ、確固たる自信を持っている人よりも、「成長したいけれど、確信が持てない」と迷いながらも挑戦したい人の方が、よりフィットするかもしれません。GWPの魅力は「やりたいけれど、できるだろうか」と迷いながらも挑戦し続ける、人間らしさにあると思います。弱さを知っているからこそ、人って成長できると思うので。ただし、受け身ではなく、自ら「こういうことをしたい」と動いていかないと生き残れない。弱さを認めながらも、前に進んでいく。その魅力を失わずにいてほしいし、同じ思いを持つ方々に、ぜひGWPの扉を叩いてほしいですね。

GWPが描く最高の物語を、いっしょに実現したい。