ALUMNI 02  亀田 高一郎

株式会社スポーツフィールド
執行役員

亀田 高一郎 さん

亀田 高一郎 さんインタビュー映像

2006年、グローウィン・パートナーズ(GWP)に入社。上場企業グループ及びIPO準備企業の経理業務のオペレーション運用設計、決算早期化、業務フローの構築・改善を行い、業種・業界を問わず、数多くのクライアントの成長に寄与。その他にも管理会計制度の構築や、M&A後の経営統合におけるERP導入、サービス立ち上げなどで活躍。
2016年、株式会社スポーツフィールド入社。管理本部を中心に内部管理体制の構築・強化を主導し、企業の成長をコーポレート部門の立場から支える。

GWPに新卒で飛び込み、グループ子会社の取締役を担うなどGWPの成長を実現してきた亀田さん。GWP卒業後は、上場企業の執行役員として企業の成長を支えています。

創業まもないベンチャー企業に飛び込む

GWPが創業された年の翌年2006年に新卒で入社しました。実は、学生時代に会計士試験を受験したのですが試験には受からず、その後、就活活動を始めました。私が就活していた時代は就活氷河期で、大学の同期も就職浪人をしている環境でして、数少ない選考を受けて、J-SOX対応で人手不足だった大手監査法人と創業まもないベンチャーであったGWPの内定をもらいました。

元々会計士を目指していた目的が「サラリーマンになりたくない、会社の色々なことができる人になりたい」という漠然とした想いでした。そのため、ベンチャー企業であれば、なんでもできるだろうと思ったことと、理念や想いに共感できるGWPに直感を信じて入社しました。

ビジネスパーソンとしての基礎を叩き込まれた

入社してから、クライアントワークはもちろん社内業務含めて本当に色々な仕事をさせてもらいました。特に入社してすぐに任された、あるベンチャー企業の原価計算制度を作るプロジェクトは印象的でした。実はその案件は、全くうまくいかず、報連相もできずアタマが真っ白になっていたのですが、見るに見かねた佐野さんから「1年目だろうが、グローウィンの名前で仕事をしているのだから、ちゃんとやりなさい」と厳しく指導されました。この出来事はターニングポイントになりましたね。ビジネスパーソンとしてしっかりやらなくてはならないということをそのときに叩き込まれたと思います。

そういった日々の指導や会話は、経営理念や行動指針にすべて紐づいていて、自分が向かうべき正しい方向に導いてくれるものになりました。悩んだらそこに常に経営理念と行動理念に戻ると。なので、今でもGWPの経営理念や行動指針は、私の中で生きていますよ。

経営と現場のギャップに向き合う

またクライアントワークで、経営に近い立場を支える仕事ができたことは大きかったです。どんな会社でも、経営のあるべき姿と現実のギャップは当然出てくるのですが、実務家として経営と現実のギャップを埋める大変さを自分事として語れるようになりました。

とある大企業のグループ企業の案件があったのですが、親会社から求められるレベルと現場で実現できるレベルのギャップは、どのようにしたら埋まるかというのを常に担当の方と話していました。そして、そのギャップは、理論に加えて、参考書とかには書いていないような社内政治や人間模様などが複雑に絡み合って、現実は起きているのだと身をもって知ることができました。

GWPを経て新たな挑戦へ

10年間GWPでコンサルタントとして多くのお客さんに関わってきましたが、自分の人生を1社の成長に注ぎ込んだらどんな事が起きるのだろうか?と思い、現職に転職しました。スポーツフィールドは、体育会人財の就職支援などスポーツに関わる事業を展開しています。私自身、スポーツの可能性や価値がまだまだあると考えていて、日本や世界で価値を上げられると信じています。役割は会社経営でもいいし、ビジネスを立ち上げて事業推進でもいいと思っています。

スポーツフィールドは、平均年齢は20代後半と若い会社ですが、私は管理本部を管掌しています。若手が気持ちよく攻めてもらうために、守りをきちんと固めておくのが自分の役割です。専門性や意識の面で、GWPから学んだことを活かせている部分が多くあると実感しています。

なお、転職しても仕事のスタンスは、GWPで働いていた頃と全く変わらないです。会社の目指すベクトルに対して必要なことは何かをひたすら考える。役職の有無で仕事をするのではなく、ひとりのビジネスパーソンとして考えています。会社にとってどんなピースが必要か?どんなギャップがあるか?を考えながら埋めていくことを愚直にやっています。プレイヤーとしての要素もあるし、マネージャーとしての要素もあって、日々、楽しみながら仕事をしています。

卒業後も仲間

卒業してからも、佐野さんや石原さんにはとても気にかけてもらっていますね。入社するということは、同時にいつか退社するも決まっているのですが、GWPという会社で同じ時間を過ごした仲間として今でも捉えてもらっているなと感じています。

成長と成功を実現する場所

僕って負けず嫌いなんですよね(笑)。負けたくないという性格とGWPの経営理念や行動指針と合っていたのかもしれません。もし、他の会社に入っていたら不満が多くて、腐っていたかもしれません(笑)。グローウィンでは本当に自由にやらせてもらったので。

会社のベクトルと自分のベクトルが一致しているかかどうかを常に意識することは重要で、そのマインドがあれば、辛い時間も成長の糧にできると思います。プロフェッショナルとして求められるレベルが高いことは当然であって、GWPには本当のプロフェッショナルが集まっていますので、自分の人生を投資して十分すぎるリターンは得られると思います。そういった経験は、自分の将来にもつながりますし、お客様の成長にもつながるし、会社の成長にもつながります。GWPは必ず成長できる環境だと思うので、ぜひチャレンジしていって欲しいですね。

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